【感想】「仮面山荘殺人事件」衝撃的なミステリー小説

2021年8月18日

こんにちは。つぼたっくのあおいです。

今回は東野圭吾さんの著書「仮面山荘殺人事件」を読んだ感想について紹介します。

作中で色々なことは起こるんだけど、終わり方は意外とスッキリな感じ、でもすっごく切ない…..

シンプルなミステリー小説として進んでいくのかと思えば、強盗が入ってきたり、その中で事件が起こったり、昔の事件が明らかになってきたり、そして最後は、、、衝撃の連続でしたが最後の結末はもっと衝撃でした。

そんな東野圭吾さんの衝撃作についてこれから紹介していきます。

ネタバレはなしです!

書籍紹介

書籍概要

題名:仮面山荘殺人事件

著者:東野圭吾

初版発行日:1990年12月

値段:640円+税(文庫)

あらすじ

主人公樫間高之の婚約相手森崎朋美が交通事故で亡くなるところから物語が始まります。

その後、 樫間高之 は内輪の者だけが集ったささやかなパーティーに参加します。

その日の夜、別荘に銀行強盗が侵入してから物語は一変します。

別荘にいる8人は人質になってしまいます。

ここから銀行強盗に4日間家に監禁される間に、様々なことが起こります。

(何が起こるかはネタバレになりそうなので割愛)

その後色々あって、物語が終息に向かっていきます。

このカオスな状態からどうやって物語が終わりを迎えるのかが見どころです。

感想

ミステリー展開と思ったら銀行強盗参戦

東野圭吾と言ったらミステリー。

東野圭吾さんの作品はまだ読んだことが無かったのですが、さすがに知ってました。

物語の序盤に主人公の婚約者が事故で亡くなり、関係者が集まる別荘で1人があれは事故じゃなくて殺人では?と言い出す。

よくある展開ですよね。

ほとんど身内の人が集まっているので、人間関係でもめて泥沼になったり、誰かが殺されたり、謎を解いて犯人を見つけたり、、、

よくあるミステリーの流れが展開されていくのかと思いきや。

急に銀行強盗が別荘に侵入してきます。

読んでいて、急すぎる展開に驚きました。

もし別荘の中に犯人がいるとして、この銀行強盗の参戦は予想通り?

銀行強盗達は別荘に人がいるのは想定外って言っているけど、それも計画のうち?

など、様々な予想をして今後の展開に胸を躍らせました。

あまりミステリーを読んだことがないので、こういう展開は新鮮でした。

緊迫した状況での謎解きで息が詰まる

銀行強盗によって人質にされているので、基本的に緊迫した状況が続きます。

拳銃をもった大人の男2人がずっと近くにいるって、精神的にだいぶしんどいと思います。

その中である事件が発生するのですが、色々あって銀行強盗の前で推理を始めることになります。

その色々の部分はほんとに色々あります(笑)が、ネタバレになるので割愛です!

話を戻します。

身内を疑い犯人を特定するということだけでも緊迫感が出てくると思います。

その場に銃を持った銀行強盗がいるとなると緊張感は倍増です。

そんな中でも、どんどん謎が解けていき、様々なことがつながっていきます。

息が詰まる展開ですが、次の展開が気になって気になってページをめくる手が止まりませんでした。

最後はスッキリ、ビックリそして切ない

色々ありましたが、意外とスッキリとした最後で後味は良い終わり方かなと思います。

トリックも分かりやすく謎もきれいさっぱり解決されるので、読み終わった後は爽快感に溢れました。

スッキリはしたのですが、最後は衝撃的でもありました(笑)

最後の最後で急展開過ぎて、そういうことか~!と驚きを隠せなかったです。

最初から最後まで楽しませてくれる作品でした。

スッキリ解決して衝撃的なラストを迎えますが、真実はとっても切なかったです。

物語の最後にかけて、スッキリしたりびっくりしたり切なくなったり感情動かされまくりです。

是非この記事を読んでくださった方にもこの驚きとスッキリと切なさを感じて欲しいです!

まとめ

今回は東野圭吾さんの「仮面山荘殺人事件」について紹介しました。

最近ミステリーにハマりかけていますが、この本を読んだことで更にハマっていきそうです。

東野圭吾さんの他の作品も読みたいし、他の作家さんの作品もよみたい。

ミステリー以外の作品も読みたいし、時間がいくらあっても足りないですね(笑)

ミステリー作品が好きな方には是非お勧めの作品です。

ストーリー自体は非常に単純でわかりやすいので、読書をあまりしない方にもおすすめの本かなと思います。

300ページ弱ありますが、あっという間に読み終わると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。