【感想】金持ち父さんの投資ガイド[入門編] 投資の心構えはこの本で学べ!

2021年11月28日

こんにちは。つぼたっくあおいです。

今回はロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さんの投資ガイド[入門編]」を読んだ感想について紹介します。

大学2年生の頃、父の部屋にあった「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで衝撃を受けました。

持ち家はや車は資産ではない。

というのは当時大学生だった自分には目から鱗でした。

それから株や投資信託、積み立てNISAを始めてはみたものの…

成果は著しくないです。というか投資や株って難しい!

本書「金持ち父さんの投資ガイド[入門編]」を読んで改めて投資について勉強をしようと思い立ちました。

自分の性格上、とりあえずやってみよう!って感じで始めちゃうことが多いのですが、

やはり、何事でも基本的な知識や考え方は必要なんだなあ。とこの本を読んで改めて思い知らされました。

投資を始めている人、興味がある人には是非読んで欲しい本です!

書籍概要

題名:金持ち父さんの投資ガイド[入門編]

著者:ロバート・キヨサキ

初版発行日:2014年3月25日

出版社:筑摩書房

読んで思ったこと

この本を読んで自分が思ったことを簡単にまとめてみました。

どんなことが書いてあるの?この本でどんなことが学べるの?ということが知りたい人にとって参考になるかと思います。

  • ファイナンシャルプランを立てる必要がある
  • ファイナンシャルリテラシーを高めるのは大切
  • お金や投資に関する勉強には時間をかけて行う
  • 財務諸表を読む練習を始める
  • 投資でも準備は大切

この本を読んで感じたことは、勉強の重要性です。

投資で成功したいと思うなら、勉強する時間を投資するのは必須だと感じました。

ファイナンシャルリテラシーやお金に関する語彙(知識)、財務諸表の読み方、分析方法など…

とにかく様々なことを勉強しないと、お金持ちになることはおろか、投資で利益を出し続けることは難しいのだなと感じました。

本書にて以下のように書かれており、お金持ちになることや投資で成功するためのメソッドというよりは、心構えや考え方が学べる本です。

最初に断っておくが、もしあなたが投資の技術的な面に関して知りたいと思っているなら、この本を読んでも全ての答えが得られるとは限らない。私がこの本を書いたのは、一代で財を築いた金持ちの多くが、どのようにしてお金を作り大きな富を手にするに至ったか、そのやり方に洞察を加え、紹介するためだ。

~~

私がこの本で皆さんにお伝えしようと思っているのも、金持ち投資家のこの思考パターンにほかならない。

金持ち父さんの投資ガイド[入門編]P16

どのような株を買えばよいのか?オススメの投資法は何か?などの技術的なことはこの本では学べないということですね。

ただ、この本を読んで考え方や思考は技術面よりも大切なのだというのはしみじみ感じました。

感想

この本を読んだ感想を紹介します。

上の「読んで思ったこと」を感想を踏まえてもう少し詳細に説明したいと思います。

大切なのはファイナンシャルリテラシー

上でも言いましたが、とにかくファイナンシャルリテラシーを身につけるのは重要なんだなあと感じました。

投資で成功するためにはもちろん、日常生活においてもファイナンシャルリテラシーを高めることは重要です。

ただ、この本を読んだだけではファイナンシャルリテラシーが十分身に着くとは思いませんでした。

ファイナンシャルリテラシーの重要性や概要は理解できます。

十分に理解して身につけるためには、他の本などで学ぶ必要があるなというのが正直な感想です。

というのも、この本は全体的に抽象的な表現が多く、つまりどうすれば良いの?と思う部分が多々あるんですよね。

技術面は紹介しない。思考を紹介する。というようなことが明言されているので、その通りなのですが。

まあ、本一冊読んだだけでいろんなことが完全に身に着くなんて都合の良い話もあるわけないですよね。

これから先もたくさん本を読んだり、セミナーに参加したりと勉強は続けていく必要があると感じました。

なぜ、ファイナンシャルリテラシーが必要なのかは、本書を読んでいただけたらと思います。

おそらく「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことがある人はなんとなく理解している内容だとは思います。

金持ち父さんの思考を学べる

お金持ちの人の思考や考え方は、とても学ぶべきとこが多いです。

本書は、著者のロバート・キヨサキ氏が金持ち父さんから受けた「金持ちになるためのレッスン」を紹介しています。

その当時のやり取りを会話形式で紹介しながら、ポイントを著者の言葉で解説してくれています。

金持ちは時間を投資する、倹約とケチは違う、真の投資家は株価の上がり下がりは気にしない、失敗のと向き合い方

などなど…

学ぶべき考え方や思考がたくさんです。

特に、キャッシュフローの流れが資産か負債かを決める。という話は印象的です。

自分が家や車を買う前に読むことができて良かったです。

ただ、持ち家や車は負債だから買うべきではない!という内容ではありません。

最近、持ち家は損!とか車は必要ない!みたいないわゆる”極論”をよく耳にします。」

ただ、本来は負債であるものを資産だと勘違いして購入することが問題。というのが金持ち父さんの考えです。

家や車を購入すること自体を否定しているわけでなないんですよね。(これを勘違いしている人が多いような気がします。)

賃貸に住んでいても、毎月何万円もお金を払っているので、結局負債ですよね。

金持ち父さんの思考はとても勉強になりました。

お金持ちになるのは難しい

正直な話、お金持ちになるのは難しいな。と感じました。

金持ち父さんシリーズでは、4つのクワドラントというものが良く出てきます。

E(従業員)S(自営業)B(ビジネスオーナー)I(投資家)の4つです。

多くの人がEかSに所属しています。(自分はEに所属)

お金持ちになるためにはBかIに所属する必要があるというのが、金持ち父さんの主張です。

結局、お金持ちになるためには自分でビジネスを立ち上げる必要があるのだなあと感じました。

そこまでの熱意や覚悟がない自分には難しいと尻込みしてしまいました。

本書ではB,Iに所属するための思考や考え方が主に紹介されているのですが、

詳しいことは「金持ち父さんの投資ガイド 上級編」で学べるとのことです。

興味がある人は読んでみてください。

自分はたぶん読まないかな(笑)

また、著者はお金持ちになるための方法として、ネットワークビジネスを推奨しているんですよね。

それが悪いとは思いませんが、自分はやろうとは思いません。

やっぱりお金持ちになるためには、相当な覚悟が必要だということは間違いないです。

少しでも生活が豊かになれば良いなという気持ちで投資の勉強をするのがちょうど良いなと感じました。

まとめ

今回はロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さんの投資ガイド[入門編]」を読んだ感想について紹介しました。

難しい用語などはほとんどなく、投資初心者にも分かりやすい内容でした。

投資を始めたい人、始めたけど上手くいっていない人にとっては非常に参考になると思います。

ただ、これを読んだからと言って投資の能力が上がる。ということは無いです。

この本で思考法や考え方、ファイナンシャルリテラシーの重要性を学び、

その後どのように学んでいくのかが大切だと感じました。

モチベーションをは間違いなく上がると思うで、この本を読めば投資の勉強がやりたくなると思います!

興味がある人は是非読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!