病院行くか迷ったらこの本!「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本

こんにちはつぼたっくのあおいです。
今回は西多昌規さんの「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本を読んだ感想について紹介します。
- 健康にはとにかく睡眠が大切。より良い睡眠をとるために、この本に書いてあることを実践すべし。
- 時には「まあいいか」と割り切ることも大切。どんなことでも気にしすぎは良くない。
- 疲れた時は無理しない。疲れは身体にたくさんの悪影響を及ぼす。
寝ても疲れが回復しない。寝起きが辛くてなかなか起き上がれない。仕事に行くのがしんどい。etc…
こんな症状が続くと辛いですよね。心や身体が疲れてくると、何をするにもしんどくなってきますよね。そういう時は無理をせずに、すぐ病院に行って欲しいです。
でも、病院に行くほどでもないしなあ、と病院に行こうかどうか悩んでいる人は、いったんこの本を読んでみて欲しいです。
この本は
- 参考論文などの細かい理論などの記述はなく、具体的なアクションが書かれている
- 著者が精神科医のため、読者の気持ちに寄り添った内容になっている
- 分かりやすい説明のため、気軽に短時間で読める
ため、疲れがたまっている人にはオススメです!
書籍概要
題名:「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本
著者:西多 昌規
初版発行日:2011年5月(2016年改訂)
出版社:大和書房
どんなことが書いてある?
どのような内容かを簡単に説明。
精神科医の視点から、様々な疲れに対する対処法、アドバイスなどを分かりやすく説明してくれています。医療用語などはほとんど使わず、どんな人にでも簡単に理解できる内容です。
たくさんの患者を診てきた経験豊富な精神科医からのアドバイスなので、説得力があり安心ですね。
また、章ごとに章の内容をまとめたリストも用意してくれているので、とても読みやすいです。
例えば、疲れている人のチェックリストや不安を乗り越えるコツ、肩こり対策のストレッチメニューなどまとめてくれています。
感想
この本は身体や心が疲れている時の対処法や、考え方などがたくさん書かれています。全ては紹介できないので、この本の中で特に印象に残ったことの感想を紹介します。
やっぱり睡眠は大切
この本を読んで、心や身体の疲れにはやはり睡眠が大切ということを改めて感じました。睡眠に関する本は何度か読んだことがあり、睡眠の大切さは分かっていたのですが、最近忘れがちになっており、再認識する良い機会でした。
良い睡眠をとるためには
日中に光を浴びる、睡眠前に入浴して身体を温める、適度な運動をする、寝る前に飲酒や食事は控えるなどなど、これらのことは割とみんな知っているかなと思います(もちろん本書でもより詳細に紹介されています。)
ただ、本書で気になったのは、朝スッキリ起きるためには、スマホやパソコンのブルーライトを浴びることが効果的ということです。
朝に光を浴びることは心の健康にも、良い睡眠にも効果的です。ただ、そうはいっても寝起きにすぐ外に出ることができる人は少ないのではないのでしょうか。そういう時には、窓際でパソコンやスマートフォンを使用することで太陽光と画面からの光で眠い脳を覚醒させることができるようです。
ブルーライトと聞くと、脳に悪い、寝つきが悪くなるなど悪い影響ばかり耳にしますが、ブルーライトにもメリットはあるのですね。ただ、それでもスマホの時間はほどほどに。
あともう1つ。どうしても夜中に寝れないことってありますよね。寝ないといけない!と考えれば考えるほど泥沼にハマってしまう。
こういう時のアドバイスも本書で紹介されています。
そういう時は、リビングなどで落ち着くと良いそうです。一旦睡眠のことは忘れるのが大事なんですね。リビングの電気を明るくしすぎず、温かい飲み物などを飲んでリラックスすると良いですね。もちろん寝る前はスマホなどのブルーライトはNGです。
あと、少々寝れなくても大丈夫か。と割り切るのも大切です。目をつぶって横になっているだけでも休養効果はあります。また寝不足でも1日くらいなら大体乗り切れます。そのため、あまり気にしないようにすることも大切です。
自分は寝れない時に、凄く焦ってストレスを感じてしまうので、少し気が楽になった気がします。
ちょっと心が軽くなった
この本を読んで少しだけ心が軽くなった気がしました。著者のアドバイスが読者に寄り添ってくれているものなので、カウンセリングを受けている気分をちょっぴり味わえました。
まだそこまで病んではいないのですが、仕事はしんどいし辞めたい。特に上司が合わなくてきついです。たまに、朝起きた時に仕事に行きたくなくて憂鬱な気持ちになることがあります。社会人2年目なのにいまだに仕事には慣れないですね。。。
この本はそういう心の不安や悩みの対処法、良い考え方なども紹介してくれているので、自分にはちょうど良かったです。
特に、自分を空の上から眺めるという考え方はとても良いなと思いました。客観的に遠くから自分を見つめることで悩みも小さく感じるのだそうです。たしかに、よく考えたらそこまで思いつめることでもなかったんだなと、少しだけ気が楽になった気がします。
まあ気休めといったらそれまでですが、そこまで深刻にならずに、リフレッシュして気を紛らわせたりすることは大切なんだなと感じました。
また、心の不調は疲れにも影響するし、疲れも心の不調に影響するというように、疲れと心は切っても切れない関係であるのだと、強く感じました。ストレス解消法もたくさん紹介されているので、この本を読んで自分に合うストレス解消法を見つけてみてください。
自分のToDoリスト
この本を読んでから実行しようと思っToDoリストを紹介します。
- 寝る前は風呂に浸かるようにする(全身浴がめんどくさかったら足湯をする)
- 寝る3時間前は飲酒や食事を控える(寝る前に食べると睡眠の質が落ちる)
- 朝起きたらすぐに冷水で顔を洗って、一旦外に出る(日中に光を浴びるのはとにかく良い)
- 点鼻薬を買う(鼻が詰まっていると睡眠の質が悪くなる)
- 平日はなるべく歩く習慣をつける、土日はランニングをする(ストレス解消)
ほとんど睡眠関連のToDoリストになってしまいましたね(笑)それだけ、心にも身体にも睡眠の質は大切なんだなと実感しました。
結構簡単なことばかりなので、習慣化していきたいなと思います。本を読んで1週間ですが、寝る前に点鼻薬を使うと、睡眠の質はとても向上しているような気がします。
こんな人にオススメ
この本はこんな人にとってオススメです
- 心や身体の疲れで病院に行こうか迷っている人
- カウンセリングを受けるか迷っている人
- 寝ても疲れがなかなか取れない人
- なかなか寝付けない、起きるのがしんどい人
- 食欲がない、やる気がでない、など気力がなくなったと感じる人
- 頭痛や肩こり、腰痛で悩んでいる人
疲れてこの本を読む気にもなれない、という方は病院に行って先生に相談することをお勧めします。
まとめ
西多昌規さんの「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本を読んだ感想について紹介しました。
何をすれば良いのか?が端的に書かれているので、読みやすかったです。簡単な単語ばかりなので、サクッと読めますね。早い人なら1時間くらいで全部読み切ることができるんじゃないでしょうか。
疲れている人でも気軽に読めるのが良いですね。
既に知っている内容も多く、目新しいかと言われれば微妙ですが、知ってても実行できていなかったり、忘れていたりする人も多いと思います。私はこの本で、知識を再確認することができました。
疲れがたまってきたら、是非この本を読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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