【感想】「極アウトプット」プレゼンや作文が苦手な人に読んでほしい!

こんにちは。つぼたっくのあおいです。
今回は樺沢紫苑さんの著書である、極アウトプット「伝える力」で人生が決まるを読んだ感想を紹介したいと思います。
自分は1年前、IT系の企業にSEとして入社しました。
「プログラミングさえできれば、コミュニケーション能力がいらなそうだな」と高をくくっていましたが…
実際には、メールや電話、会議、プレゼン…自分の苦手なことばっかり!!
昔から、文章力がなく人前で話すのが苦手な自分にとってこれらのことって結構しんどい…
改めて自分は「書く」「話す」ことが不得意なんだと実感しました。
ブログを1記事書くにしてもすごく時間がかかるし、何から書いてよいのかわからないのです。
少しでも苦手意識を減らすための第一歩として、「極アウトプット」を読んでみることにしました。
感想に加え、この本で学んだことや実施してみたいと思うことなどについて紹介していきます。
書籍紹介
基本情報
題名:極アウトプット 「伝える力」で人生が決まる
著者:樺沢紫苑
初版発行日:2021年4月6日
出版社:小学館
値段:900円+税
概要
この本ではアウトプットを「コミュニケーション」「話す」「書く」「行動する」の4つに分けて解説しています。
アウトプット力をつけるための具体的なアドバイスがたくさん詰まっており、「自分でも実践できそう」と思えるような内容でした。
これからの人生においてアウトプット力がいかに重要か考えさせられ、「もっと早くこの本に出合いたかった!」と強く思いました。
そのため、特に10代の中高生にこの本を読んでほしいなあと感じました。
ただ、社会人にとっても十分ためになる内容になっているので、コミュニケーションなどで悩みがある方は是非読んでみて欲しいです。
感想
記憶したいならアウトプット
この本の序盤では、アウトプットのメリットがたくさん説明されています。
様々なメリットを一言でまとめるとすると「人生がよりよくなるよ」といったところでしょうか。
なんだそれ…と思うかもしれませんがとにかくアウトプットは良いこと尽くしだと思いました。
その中でも、特に記憶力についてはメリットだと感じました。
皆さんも勉強や仕事を行う上で、記憶力の重要性は感じているはずです。
自分も「もっと記憶力があれば資格勉強とかも楽勝なのにな~」とよく思っています(笑)
また、本を読んでなるほど!と思っても、何か月か経ったら内容を忘れちゃってるなんてことも良くあります。
この本によると、インプットよりもアウトプットの学習の方が記憶に残りやすいとのことです。
運動神経を使った記憶は「運動性記憶」となりますが、この運動性記憶には「極めて忘れにくい」という特徴があります。たとえば、「自転車に乗る」のは典型的な運動性記憶ですが、3年ぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていた、という人はいないはずです。
アウトプットって運動性記憶なんですね。
確かに自分が高校生の時、単語帳を読むより、ノートに英単語を書いた方がよく覚えられたような気がします。
研究結果により、インプットとアウトプットの比率は3:7が理想的とのことなので、資格の勉強をするときは演習問題を解く時間を長くとるようにしたいですね!
アウトプットは練習あるのみ
最初にも書きましたが、自分は人前で話すのが大の苦手です…
プレゼンや自己紹介で緊張して早口になったり、伝えたいことが伝わらなかったりとうまくいった経験があまりありません。
この本を読んでプレゼンで失敗する理由は以下のことが原因だと気づきました。
準備が足りていない
今までの自分は完全に準備不足だなと気づかされました…
自分はプレゼンの時、資料をきっちり作成することにばかり集中して練習の時間が取れていなかったです…
資料を作成して、何回か頭の中で資料を読み上げて準備ができている気でいました。
原稿もちゃんと作らずに発表に臨んでいたのですからうまくいかないのも当然ですよね…
発表の内容全部を原稿に書き起こしておき、それを声に出して何度も練習しよう。
そして、すらすら話せるように暗記しておこう。と思いました。
人前で予行練習ができればもっと自信がつく気がしました。
プレゼンの前は同棲中の彼女(つぼみ)に観客をお願いしようかなと思います。
おいしいお菓子を買っておかなくては…(笑)
でも、どれだけ準備をしてもどうしても緊張しますよね。
しかし、本書で作者はこう述べています。
「適度に緊張している状態」の方が、「リラックスしている状態」よりも、高いパフォーマンスを発揮できるのです。
これはこの本の中で一番嬉しかったことですね。
緊張してもいいんだ!と思うことで少しだけ楽になる気がします。
緊張したら、良い発表ができるチャンスだと思いましょう!
「そんなこと言われても緊張してどうにもならない!」という人もいると思います。自分もそうです(笑)
緊張をほぐすためのメソッドもこの本で紹介されているので、ぜひ読んでみてください。
文章を書くコツも学べる
自分は話すのも苦手だけど、文章を書くのも苦手です…
小学生の頃から作文に苦手意識を持っており、読書感想文や弁論大会なども適当にこなしていました。
社会に出てから「もっと文章を書く系の宿題や授業を真面目にやっておけばよかった」と結構後悔しています。
書く力はすぐに身につくものではないです。
この記事を読んでくれている10代の方は今のうちからしっかり練習しておくことをオススメします!
文章を書くための練習法も、紹介されているので必見です。
文章を書くのが苦手な自分でも始められそうな練習だと思いました。
急にすらすら書けるようにはなりませんが、以前より手が止まる時間は減ってきました。
ちなみに、読書感想文のテンプレートの紹介されています!
これは中学生というより小学生の頃に知っておきたかった(笑)
このテンプレートの通りにすることで、読書感想文が書きやすくなるのでオススメです!
この本を読んで実践すること
この本を読んで実践しようと思ったことを紹介したいと思います。
- プレゼンがあるときはしっかり準備する
- 人前で話すとき、緊張はチャンスだと思う
- アウトプットの練習をとにかく続ける
他にもたくさんのアドバイスがありましたが、今の目標は「話す」ことと「書く」ことなので上記のことを続けていきたいと思いました。
この本がオススメの人
この本は以下のような人にとってオススメだと思います。
- 人前で話すのが苦手
- 文章力を身につけたい
- コミュニケーション能力が不安
- 記憶することが苦手
- 悩みを抱えている10代
最初にも書きましたが、人間関係や勉強で悩んでいる10代の学生さんには是非読んでみて欲しいです!
この本に書かれていることが全てではありませんが、絶対に読んだ人に良い影響を与えてくれます。
まとめ
今回は、「極アウトプット」の感想について紹介しました。
もっと早くこの本に出合いたかった!と思わせてくれるぐらい為になる内容だと思いました。
それ程、社会に出てからアウトプットの重要性を実感する場面が多かったです。
まあ今年発売の本なので、自分が10代の時は発売されていなかったんですけども…(笑)
この本には上記で、紹介していることの他にも様々なアウトプットについても紹介されています。
この記事を読んで少しでも面白いとか興味を持ってくださったなら、是非本を購入して読んでみてください!
皆さんの人生がすこしでもより良くなることを心から祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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