【感想】死ぬほど読めて忘れない高速読書 隙間時間で読書!

こんにちは。つぼたっくのあおいです。
今回は上岡正明さんの著書「死ぬほど読めて忘れない高速読書」について紹介していきます。
昔から「速読」という言葉を耳にしますが、皆さんもチャレンジしたことがあるのではないでしょうか。
自分も少し前に速読の練習をしていましたが、うまくいかずすぐ挫折…
今回紹介する「高速読書」では、従来の速読法は科学的に不可能と述べられています。
ページをカメラで撮るように読み取ったり、眼球をすばやく動かしたりするテクニックは科学的に根拠がないとのことです。
また、いくら速く読めても記憶に定着できなければ意味がありません。
本書では、速く読めてかつ記憶にも定着する読書法が紹介されています。
以前に速読を挫折した人も是非読んでほしいです。
書籍紹介
基本情報
題名:死ぬほど読めて忘れない高速読書
著者:上岡正明
初版発行日:2019年9月2日
出版社:株式会社アスコム
値段:1400+税
概要
この本では、脳科学を駆使した速読法について紹介しています。
「30分で3回読む」という読書法。
1冊(約200ページ)30分で読めて、さらに記憶にも定着させる読書法が身に着きます。
タイトルの通りですね(笑)
速く読めて、記憶に定着させるなんて魅力的です。
感想
本書では本を読むときの様々なテクニックが紹介されています。
心構えや、心理面についてなので今からでもすぐに実践ができます。
少し心掛けただけでも、読むスピードや記憶への定着度は全然違ってきました。
分散効果でリラックスして読書
自分は本を読むとき「一回で理解しなきゃ」と思ってしまいます。
でもこれは逆効果でした…
この本では以下のように述べられています。
「3回読んで理解すればいいや」と思えばどうでしょう。心理的負担がぐっと軽くなるのは言うまでもありません。「次がある」「明日がある」と思えることで、人は救われるのです。
スッと心に入ってきました。
「明日がある」 いい言葉ですね!
本は1回で読むもの。 という固定観念を見事に覆されました。
たしかに、勉強するときは参考書を何度も解きますもんね。
読書もおなじです。
本書で紹介されている速読法は1冊を3回に分けて読む方法を紹介しています。
分散効果により記憶に定着させやすくするんですね。
更に、心理的負担が軽くなりリラックスして読書ができるようになります。
記憶にも定着しやすくなるし、リラックスして脳が活性化されるなんて一石二鳥ですよね!
アウトプットノートはすぐやるべき
本書では読書後にアウトプットノートを書くことを推奨しています。
本の内容を脳に定着させて、読んだ本を行動に結びつけることが目的です。
行動プランを実際の行動に移すことで、課題解決や目的の達成が可能になります。
すぐにでも実践したい!と思いました。
アウトプットノートの作り方の流れはこんな感じです。
①読書の目的を書く
②書名とメモを書く
③本のエッセンスを書く
④行動プランを書く
アウトプットノートの方法についてはこの本で詳しく紹介されています。
アウトプットの練習にもなるので、是非読んでみてください!
例として、「高速読書」についてのアウトプットノートを書きましたので載せておきます。

子どもの脳の発達にも読書は欠かせない
本書では読書のメリットもたくさん紹介しています。
その中で特に気になったのが、子供の成長には読書が不可欠であるということです。
これは文部科学省が2017年に発表したもので信憑性も高いです。
具体的に以下のことが発表されています。
・読書活動の度合いと子供の意識・行動等に関する得点との間には正の関連性がある。
・中学生、高校生では特に「論理的思考」について、読書をする生徒の得点が高い
などなど…
自分はまだ子どもはいませんが、生まれたときはそれとな~く読書の習慣がつくようにしたいですね。
強制して無理やり読ませるようなことにならないように気をつけたいです…
高速読書を実践してみて
実際に「30分で3回読む」という読書法 を実践してみました。
やってみた感想…
1冊30分はさすがに無理!
けど、3回通り読む方法はめちゃくちゃ良い!
です。
本に書いてある方法を実践したからと言ってすぐに30分で読めるようにはならなかったです…(そりゃそう)
でも今までよりは本を読むスピードが上がった気もする。
今までは1冊を2~3時間くらいで読んでいたのに対して、1時間半~2時間くらいで読めるようになったかな。
1冊30分で読めるようにこの方法を極めたい!
そして1冊を3回読む方法は本当に良いです。
自分にはとても合っている読書法だと感じました。
精神的にすごく楽になるし、とても記憶に定着している 気がする。
具体的な方法は本書で紹介されているので、是非読んで欲しいです!
説明も分かりやすいので、誰でもすぐに実践できると思います。
まとめ
今回は上岡正明さんの「死ぬほど読めて忘れない高速読書」につい紹介しました。
前回は金川顕教さんの著書「読書革命」を読んだので、読書法についての共通点や相違点などを見つけながら読書ができました。
同じジャンルの本を複数読む、不要な部分は飛ばして読むなど、具体的な読書法は違えど根本的な考え方はあまり変わらないのかなと感じました。
今回紹介した「高速読書」では脳科学を用いて説明されています。
速く読め、記憶に定着させられる理由に根拠があって分かりやすかったです。
今後の読書でも「分散効果」「エピソード記憶」「アウトプット」を活かして意味のある読書を続けていきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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