【感想・レビュー】「武器としての書く技術」ブログ始める前に絶対読むべき本

2021年9月7日

こんにちは。つぼたっくのあおいです。

今回はイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を紹介します。

ブログを始めて約3か月。文章を書くことにも慣れてきました。

慣れてはいるのですが、書くスピードはまだまだ遅い

本当にこの文章でよいのか?と時間をかけてしまうことも多々…

一旦足を止めて、今までのブログを見直そう!

そう思い、この本を購入しました。

著者のイケダハヤトさんがブログを運営していることもあり、ブログを書く人向けの本です。

文法とか文章の基礎など、国語的なことはあまり書かれていませんでした。

ただ、確実に魅力的でおもしろい記事を書く技術はこの本で学べます。

2013年と少し古い本ですが、今読んでもとても勉強になります。

この本を読んで学んだことや、大切だと思ったこともお伝えします。

書籍紹介

基本情報

題名:武器としての書く技術 30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しい㊙文章術

著者:イケダハヤト

初版発行日:2013年6月21日

出版社:中経出版

値段:1500円+税

概要

人に読んでもらえる文章を書くための技術が学べます。

文章として正しいかどうかはまた別。それは学校の先生に学んでとのこと。

1章は文章が残念な人の特徴の紹介です。

そこから改善するための方法が詳しく書かれています。

2章は文章をより良くするためのスキルの紹介です。

これを実践すると魅力的な文章が書けるようになります。

3章は書き続けるための方法が紹介されています。

方法論というよりは心構えのような内容ですね。書くモチベーションがあがります。

4章は文章で稼ぐための方法、5章は文章を書くことのメリットなどが紹介されています。

感想

1文は短くする

「文章が長い」

1章の残念な人の特徴の中で特に印象に残ったことです。

自分が書いた過去の記事を見るとこの2つが特にできていなかった…

文章は長いより短いほうが良い

読者は「この記事長いな」と思ったら、記事を読むのを辞めるからです。

この本では迷ったらとりあえず文を区切ることが推奨されています。

例えば、順接の「が」の所で区切ると良いです。

わたしは楽器が好きで10年間以上楽器を叩いていたのですが、英語も好きでして、こちらも10年以上続けています。

この「が」の部分で区切ると

わたしは楽器が好きです。10年以上楽器を叩いていました。英語も好きです。こちらも10年以上続けています。

こっちの方が読みやすいですよね。

文章を書くときは伝えることに必死になります。

そのせいでたくさんのことを1文に詰め込んでしまう。この失敗を何回やったことか(笑)

少し意識するだけで文章が確実に読みやすくなると感じました。

人の目を気にせず断定する

「~だと思います」「~な気がします」が多い。

これも残念な人の1つとして紹介されていました。

「自分の意見があっているかな?」「断定したら批判が来るかな?」などなど…

最初はどうしても断定するのは怖いですよね。

著者の言葉を借りると「言い切れないようなことは、いう価値もありません」です。

この本で一番心に刺さりました(笑)

基本的にイケダハヤトさんは批判なんて気にするな!のスタイルです。

「〜です。」「〜は必要ない。」などと言い切ればよいです。

少々炎上しても、批判をされても人の目を気にしない。

自分の意見をしっかり断定して伝え続けることが大切だと感じました。

知らない人は損している「マジックワード」

2章で重要だと思った「マジックワード」について紹介します。

人目を惹きやすいワードのことです。

タイトルや文章中に混ぜておくことで、魅力的な文章に早変わりです!

・「教養のない人の~」「残念な人の~」「なぜかモテない人の~」などのコンプレックス系ワード

・「僕が愛用している~」「〇年〇〇をやった僕がオススメする」などのオススメ系ワード

・「ハーバードで教えている~」「東大生が使っている~」などの権威系ワード

他にもたくさんのワードがあります。

見出しの「知らない人は損している~」もオススメ系のマジックワードの1つですね。

CMや看板、広告掲示板などでよく目にするワードですよね。

こういうワードを目にすると確かに少し気になるのも頷けます。

胡散臭くない程度に、マジックワードを使っていきたいです(笑)

速さを意識して数をこなす

ブログを継続させたいなら、速く文章を書く技術は必須です。

1記事書くのに何時間も掛かっていたら、継続は難しいでしょう。

速く文章が書けるとブログの記事の量産が可能

さらにはモチベーションアップにもつながります。

ただ、こればかりは裏技がありません…

日々ひたすらトレーニングをする必要があると感じました。

逆に言うと、継続してトレーニングしておけば誰でも速く書けるようになるということですね。

自分のライティングスピードを計り、目標を立て書く練習をしたいです。

時間を意識することで、自分のスピードが上がることを実感できます。

また著者の言葉を借りると「続けるための方法は再開すること」です。

そりゃそうだけど(笑)と思うでしょうが、これってできない人多いです。

継続していることが途切れたら、モチベーションが一気に低下します。

それでも再開することを意識して、継続させていきましょう!

この本がオススメな人

こんな人に「武器としての書く技術」はオススメです。

  • ブログを始めたい人
  • ブログを継続させることができない人
  • 魅力的な文章が書きたい人
  • 文章を書いてお金を稼ぎたい人

逆にこんな人にはあまり向いてないかもです。

  • ブログのSEOについて学びたい人
  • 正しい文章を学びたい人

まとめ

今回はイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を紹介しました。

文章を書く技術はもちろん学べます。

それ以上に著者のイケダハヤトさんの考え方がとても勉強になりました。

この記事でもイケダハヤトさんの言葉を引用させていただきましたが、他にも感銘を受けた言葉が多々ありました。

名言集の記事でも書こうかな(笑)

ブログを始めたい、始めたけど上手くいっていないっていう人に是非読んでほしいです!

2013年発売ならもっと早く出合いたかった…

最後まで読んでいただきありがとうございました。