初心者にオススメのMCバトル!知識が無くても楽しめるバトル3選

こんにちは。つぼたっくのあおいです。
今回は、1年くらいしかMCバトルを見ていないミーハーの視点で、初心者にオススメなバトルを紹介していきます。
最近MCバトルにハマって暇さえあればYouTubeでMCバトルを見ています。
きっかけは霜降り明星のオールナイトニッポンゼロでせいやさんの鎮座DOPENESSモノマネを聞いたことです。
それからなんとなく鎮座DOPENESS対黄猿のバトルをみて、MCバトルにハマっていきました。
YouTubeでMCバトルの動画を漁り、最近ではDVDを購入するほどです。
ただ、MCバトルを見始めて1年も経っていないのでまだまだミーハーです。
YouTubeのコメント欄にいる古参の方が怖い…
そんなミーハーが選ぶバトルなので、きっと初心者の方にとって楽しめるバトルになってるはず…
- 分かりやすいこと
- ラップやMCバトルの知識があまり無くても楽しめること
- YouTubeで無料で視聴できること(公式チャンネル)
を基準に独断と偏見で選考しています。
バトルの解説や感想を書いているのでバトルだけ見たい人は目次から飛んでいただければ幸いです!
凱旋MCバトル 春の陣2019 「韻マン VS 晋平太」
このバトルは2019年の凱旋MCバトル春の陣でのバトルです。
凱旋MCバトルとは
凱旋MCバトルとは怨念JAPというオーガナイザー(大会の主催者)が開催しているMCバトルの大会です。
怨念JAPはYoutube「ニートtokyo」で大会を始めたきっかけを次のように語っています。
20代で2000~3000人規模のMCバトルを主催している人がいない。ふと考えたときに若い人が(大規模な大会を)やるべきだと思う。今って若い良いラッパーがいっぱいいる中で、年齢の近い人のほうが(若いラッパーを)よく知っている。今後大人の人がMCバトルをやらなくなった時にどんどん日本を代表するMCバトルがなくなっていっちゃう。じゃあ俺がやろうとなった。
いやあ、自分とあんまり年も変わらないのに考え方と行動力がすごいなあ…
このような素晴らしい大会を作ってくれて感謝しかないです!!
上記で語っているように若手MCが結構多めに参加するので、これからMCバトルにハマりたいひとにオススメの大会の一つです。
若手VSベテラン
さて、そろそろ本題のMCバトルについてです。
韻マンはとにかく韻を踏みまくる人気若手ラッパーで00世代の一人です。
バトルの中でも「俺はただ韻を踏みたいだけ」のようなことを言っており、ほとんどの試合で韻を踏みまくります。
対して晋平太は日本一のラッパーを決める大会(UMB)で二連覇を達成した、ベテランラッパーです。
バトル愛が強く、熱いバースで会場を沸かせます。
現在はバトルは引退していますが、Youtubeチャンネルを開設しバトル解説やラッパークイズなどの動画をあげています。
このように若手VSベテランのバトルが見れるのも凱旋MCバトルの魅力ですね。
白熱する韻の踏みあい
上述ようなラップスタイル故、バトルでよく「韻踏んでるだけ」「会話になっていない」などとスタイルそのものをディスられます。
この試合でも、韻マンは先行で韻を踏みまくります。
それに対して晋平太はアンサーを返しながら韻を踏みまくります。
韻を踏んでることをディするのではなく、「俺のほうがもっと韻踏めるぜ」と相手の土俵で戦う。
若手に対しての晋平太の粋な戦い方、めちゃくちゃかっこいい…
このバトルだけで2人で何個韻を踏んだんだろう、韻の応酬が気持ちよすぎて何回も聞いてます(笑)
ビート「合法的トビ方ノススメ」がバトルにマッチ
バトルビートもこのバトルをお勧めしたい理由の1つで、
Creepy Nuts「合法的トビ方ノススメ」が使用されています。
自分はCreepy Nutsが大好きなので、ビートチェックの時点でめちゃくちゃテンション上がりました。
R指定と仲の良い晋平太もちょっと嬉しそうですよね?
このおしゃれなビートがバトルにマッチして、よりバトルを盛り上げていると感じました。
凱旋MCバトル 夏の陣2019 「TERU VS 松島」
このバトルは2019年の凱旋MCバトル夏の陣でのバトルです。
2連続で凱旋MCから選んじゃいました…
ですが!それだけ魅力的な大会なんです!
フロウVS頭脳
TERUはセンスあるフロウが魅力的な若手ラッパー。
この試合もとにかくフロウが気持ちいい!
音源に力を入れており、”自分はアーティスト”というスタンスが特徴です。
音楽性の高いバトルが多く、音楽を聴いてるような感覚でバトルが楽しめます。
対してMC松島は知的で面白いアンサーが特徴のラッパー。
相手の痛いところを面白おかしく突いていくところも魅力的です。
頭がよく着眼点も面白いので、次は何をディスるのかいつもワクワクさせてくれます。
全くスタイルの違う2人のバトルですが、とても盛り上がる試合になっています!
バトルなのに平和な会話⁉
MCバトルと聞くと、けなし合いやディスり合いをイメージする人も多いと思いと思います。
この試合の内容を簡単にまとめると以下のようになります。
TERU「大阪でやり合ったけど、もう一回戦おうや」
松島「それはそうと、今日みたいに暑い日は部屋の中がまるでサウナ」
TERU「君の部屋にエアコン無いの?おれはあるよ」
松島「冷房あるけど喉に悪いし」
TERU「喉痛いならきんかんのど飴なめれば?」
松島「舐めちゃう、まるできんかんのど飴」
これだけ見るとなんのこっちゃってなるかもしれませんが、こんな感じのやり取りをしています(笑)
最後には会場が笑いに包まれるというMCバトルとしては異様な雰囲気でした。
ちゃんとバトルを聞くとMC松島はTERUや観客に対して
「お前は誰とラップしても同じようなことしか言わねえから、面白い試合になんねえ。みんな(観客)のことだぜ」
結構きつめのディスを放っています。
客もそんなので上がってんじゃねえよと、
深いことを言ってますが今回はTERUのフロウに押されたという感じですかね。
戦極MCBATTLE第19章 「黄猿 vs かしわ」
このバトルは2019年の戦国MCBATTLE19章でのバトルです。
戦国MCBATTLEとは
戦国MCBATTLEとはMC正社員というオーガナイザー(大会の主催者)が開催しているMCバトルの大会です。
凱旋MCバトルと比べて歴史が長く、アングラ感が少し強めというイメージがあります。
特に結構昔の動画を見ると暗い会場でやってて、少し怖い雰囲気だなと感じました。
ただ最近は若手MCが増えたこともあり、初心者でも楽しめる大会になっていると思います。
最近のバトルシーンでは貴重な2人
2人とも最近のバトルシーンにはあまり顔を出していません…
両方とも好きなラッパーなのでもっとバトルに出てきてほしい!
かしわは高校生ラップ選手権でギャグやフロウで会場を沸かせたラッパー。
ケツメイシに影響を受けたと語っており、ヒップホップというよりはJ-POPよりのフロウを得意としています。
この試合でもRADWIMPSの「いいんですか?」をサンプリングしており、会場を盛り上げています。
社会人になり、あまりバトルシーンには顔を出さなくなったので、貴重なバトル動画です。
黄猿はフロウが気持ちよい実力派ラッパーで数々のベストバウト(最高の試合)を残しています。
自分がMCバトルにハマるきっかけになったのが黄猿VS鎮座DOPENESSですね。
フロウに注目されがちですが、ワードセンスが良くおしゃれなリリックも特徴です。
黄猿も最近はあまりバトルには顔を出してない印章。
ミーハーなのであまり詳しくはないんですけど、
働きながらHIPHOPの活動をしているのでバトルの数も少なくなるのでしょうかね…
気持ちよすぎる!フロウ対決
この試合はとにかく2人フロウが気持ちよすぎる!
正直最初は何を言っているのか分からなかったんですけど…フロウがやばすぎてめちゃくちゃ上がりました。
初心者で内容が聞き取れなくても、十分楽しめるバトルだと思います。
お互いをディスるよりも称賛しそのうえで俺のほうがイケてるだろ?
と、お互いが認め合っているようなバトルスタイルも魅力的です。
2人でセッションを楽しんでいて、心地よい雰囲気を感じることができるバトルだと思います。
あとがき
いかがだったでしょうか。
自分自身MCバトルにハマってから時間が浅いので、知識や解説の面ではまだまだだと思います。
これからもMCバトルをたくさん見て、良いバトルや大会を紹介できたら良いなと思います。
この動画をみて、少しでもMCバトルの良さが分かってもらえたら嬉しく思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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